CBDの基本知識

CBDとは、何なのか?【早わかりエクストリーム解説!】

CBDってなんだろう?と興味を持って色々なサイトの記事を読んでみても、なんか難しくないですか?

「CBD?カンナビジオール?カンナビノイド??」

なじみのない専門用語が多くて・・・。丁寧に説明されている記事であればあるほど「専門的すぎて理解が追いつかない、、」という気持ちになりませんか?

かくいうわたしも最初の頃はちんぷんかんぷん。とりあえず「そういうもの」と深く考えずに1冊、2冊と関連書籍を読み込み、5冊ぐらい読んだところでなんとなく用語や全体像が見えてきたのでした。

わたしは「CBDをマニアックに調べてやろう!」と気合をいれてCBD本を5冊も読みましたがまあ、普通はそこまでしてしっかり調べることもないと思います。

というわけで今回は「CBDとはなにか?」ということを、わたしが得た知識をなるべく分かりやすくエクストリームな感じでみなさまに説明したいと思います。

CBDとはなにか?

CBDとは、

ヘンプや大麻草(マリファナ)に含まれる「カンナビノイド」と言われる化学物質のひとつです。

正式な名称は「カンナビジオール」といいます。近年、欧米を中心に医療分野における大麻草の研究が進んでいます。

そうした中、

大麻草に含まれるカンナビノイドが、痛みやけいれん、発作、不安など様々な健康上の問題を和らげる効果が分かってきました。

また大麻草の負の側面である「ハイになる」精神作用を起こす成分についても分かってきたのです。

普段の感覚からすると大麻草(マリファナ)と聞けば「え、法律で禁止されている薬物じゃないの?」とびっくりしますよね。

先の説明のとおり現在では研究が進み、人間の精神に作用するのは「THC」という種類のカンナビノイドであることが分かっています。

CBDは大麻草に含まれるカンナビジオールですが、THCと違い「ハイになる」精神作用成分はありません。

大麻に関する研究と科学の進歩によって、大麻草に含まれる各成分を分離し、各国の法律に沿った形でカンノビノイドを安全に利用することができるようになりました。

そのような背景もあり、ヘンプや大麻草の根や茎から抽出されたTHCを含まないCBD商品はドラッグとしての要素がなく、日本の法律においても問題ないと認められ、市場で販売されています。

海外では、その安全性と健康上の問題を緩和する効果から欧米を中心に、特に2012年ごろからCBDが高濃度含まれる製品が多数開発され、健康食品として販売され、広く流通するようになったのです。

CBDの代表的な効能

近年、研究が進む中でCBDには以下のような効能があると考えられています。

  • 不安を和らげる
  • 免疫システムのバランスを整える
  • 痛み、炎症を緩和する
  • てんかんなどの発作作用を抑制する
  • 神経を保護する

上記の症状に対して治療を目的とした効果を体感するには医療グレードのCBD商品(濃度20%以上)を用いて多量のCBDを摂取する必要があると考えられます。

しかし「治療」という目的ではなく、日々のリラックスやストレスの軽減、充実した睡眠時間を取りたいみたいなニーズだとそこまでのグレードは必要なく、3%〜5%濃度の健康食品グレードのCBDオイルを日常的に使用することで、

日々のストレスによって心身のバランスを崩し健康を損なうというような事態を防ぐことができる

と考えられています。

CBDはなぜ体にいいの?そのメカニズム

じつは・・・

「カンナビノイド」という化学物質は、人間の体内でも作られています。

人体は、そのカンナビノイドを利用して「食べる、リラックスする、眠る、忘れる、神経を保護する」という人間が生きていく上で大切な機能を調節しています。

その働きを「エンドカンナビノイド・システム(ECS)」といいます。

私たちが肉体的・心理的なストレスを受けたときに、このエンドカンナビノイド・システムが体内のバランスを取り戻そうと働き、調節します。

しかし、外部から強いストレスを受けたり、老化が進行すると、エンドカンナビノイド・システムの働きが弱まっていくとのこと。体内で十分なカンノビノイドが作られず「カンナビノイド欠乏症」の状態になると、様々な病気にかかりやすくなるのです。

カンノビノイドは、”外部から摂取する”ことでも体内で作られるカンノビノイドと同様の働きが認められることから、CBDをはじめとする植物性カンナビノイドが注目されているのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?CBDについて多少はイメージが掴めてきたでしょうか?

最後に「CBDとはなにか?」かんたんにまとめます。

  • CBDとは、ヘンプや大麻草(マリファナ)に含まれる「カンナビノイド」と言われる化学物質のひとつ
  • 正式名称は「カンナビジオール」 
  • CBDはヘンプや大麻草由来の成分だが「ハイになる」ようなドラッグ成分は含まれず、日本の法律においても問題ないと認められている 
  • CBDには、不安を和らげたり痛みや炎症を緩和するなど幅広い効能があると考えられている 
  • CBDが含まれる健康食品を日常に取り入れることで日々のストレスや老化からくる不調を防ぐ効果が期待できる

CBDの重要なポイントは、上記の5つです。

日本においてはまだまだ情報に乏しいCBDですが、アメリカをはじめ海外においては医療や健康維持に非常に大きな可能性を持つ成分として受け入れられています。

2017年には、WHO(世界保健機構)がCBDに医療的有効性があることを認めています。

(参照:WHO、ECDDによる「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」*日本臨床カンナビノイド学会ホームページより)

現代社会においてストレスと向き合い対処すること、また高齢化社会において老化を防ぎ健康な体を維持していくことは、私たちの人生においてますます重要な問題になってきています。

CBD成分を含むCBDオイルなどの健康食品は、そんな私たちの日々の手助けとなる可能性に満ちた商品として、いま、世界的に注目を集めています。

あなたも、もし少しでもCBD商品に対して興味が湧きましたら、ぜひ一度試してみてください。

ではでは、本日はこのへんで。皆さま、良いCBDライフを!