CBDに興味を持ったときに最初に目がいく商品がCBDオイルとCBDリキッドではないでしょうか。
しかし、「パッケージも瓶も似てるしイマイチその違いが分からない!」「どっちを選ぶのが正解なの?」
と戸惑う方も多いです。ちなみに、、、
こちらは「CBDオイル」。
そして、、、
こちらが「CBDリキッド」。ラベルに「LIQUID」の表記でなんとか違いがわかる感じ。
かくいう私もCBD初心者の頃、両者の違いが良く分かってなかったです。「初めて買うCBD商品、しかも1万円ぐらいするし失敗したら痛いなあ、、」と思い、かなり慎重に調べました。
というわけで今回は、かつての私と同じような疑問を持つあなたに「CBDオイル」と「CBDリキッド」その違いをすっきり分かりやすくお伝えしたいと思います!
CBDオイルとは?CBDリキッドとは?
CBDオイルとは、
大麻の薬効成分であるカンノビノイドの一つであるCBD(カンナビジオール)を抽出したものをオリーブオイルやMCTオイル、ココナッツオイルなどで希釈したもの
です。
CBDオイルは、ベースがオリーブオイルやMCTオイルですのでそのまま飲むことができ、気軽にCBD成分を体内に取り入れることができます。
こちらのCBDオイルのベースはオリーブオイルです。色味がオリーブオイルのそれですね。
ちなみに写真のCBDオイルはスロベニアのCBD業界の良心的企業、ファーマヘンプのプレミアムブラック CBDオイルです。
そしてCBDリキッドは、
VAPE(ベイプ)と呼ばれる電子タバコで使用するための液体(リキッド)にCBD成分が配合されたもの
です。
CBDリキッドの液体は、CBDオイルに比べると透明な感じです。写真のリキッドはこちらも同じくファーマヘンプの5%CBDリキッド。
VAPE(ベイプ)は様々な風味や味の液体を電気による発熱で気化させ、その水蒸気の煙を吸引して楽しむものです。VAPEによってCBDリキッドを水蒸気化させて吸うことで、肺からCBDを体内に取り入れることができます。
VAPEは、このように一般的にイメージされる電子タバコのような感じ。
大まかな区別としては
”どのように摂取するか”の方法で、CBDオイルとCBDリキッドは分かれています。
以上をまとめると、、、
CBDオイル=ぽとぽとと直接口内に、あるいは飲み物などに垂らして気軽に摂取できるCBD配合のオイル
CBDリキッド=電子タバコのような感じで蒸気を吸って肺からCBDを摂取するVAPE(電子タバコ)専用の液体
です。
違いが分かったところで「じゃあCBDオイルとCBDリキッド、どっちを選べばいいの?」という話題にいきたいところですが、その前にCBDオイルとCBDリキッドそれぞれのメリット・デメリットについて説明しておきますね。
CBDオイルのメリット・デメリット
ではまずは、CBDオイルから。
ファーマヘンプ社「6.6% CBD OIL DROP PREMIUM BLACK 10ml」
CBDオイルのメリット
- シーンを問わず気軽に使用することができる
- 器具等を別途購入する必要がない
- CBDの効果の持続時間が長い(舌下投与:2〜4時間、経口摂取:6〜8時間)
と、ひとまず3つにまとめました。器具などが特に必要とすることなく、手軽に持続効果が長くCBDを摂取できることがメリットです。
CBDオイルのデメリット
- フレーバーが限られている
- CBDリキッドに比べるとCBD成分の体内への吸収効率が悪い
- CBDの効果が現われるまで少し時間がかかる(舌下投与:15〜30分、経口摂取:30〜90分)
CBDオイルはCBDリキッドと違いフレーバーのバリエーションは少ない印象です。特に様々な成分を含む”フルスペクトラム”タイプのCBDオイルだとものによっては草感の強い風味で好き嫌いが分かれそうです。
CBDオイルのメリット・デメリットのまとめ
CBDオイルはものによっては、ヘンプ由来の独特の青臭さがあり、その味に慣れるかどうかが最初のハードルだと思います。
またCBDの吸収効率が、舌の下に数滴垂らして摂取する舌下投与で6%〜20%、そのまま飲んだり飲み物や食べ物に混ぜての経口摂取で6〜15%。CBD商品全体でみると悪くない摂取効率ですが、CBDリキッドと比べるとやや分が悪いと言えます。
しかし、水蒸気=煙を吸わないといけないリキッドと比べると日常的に使いやすいので最初の一歩に適したハードル低めのCBD商品と言えます。
またCBDオイルは、
体内への取り入れ方(舌下投与or経口摂取)と摂取量を調節することで、効果の深さや持続時間を調整できその時々の目的にあった使用方法が可能です。
CBDリキッドのメリット・デメリット
次にCBDリキッドについて。
ファーマヘンプ社「5% CBD E-LIQUID CANNABIS FLAVOR」
CBDリキッドのメリット
- CBD成分の体内への吸収効率が良い
- いろんなフレーバーがありヘンプ独特の青臭さが苦手な人も楽しめる
- CBDの効果が発現するまでの時間が短い(2〜15分)
CBDリキッドの一番のメリットは、市販されているCBD製品の中ではもっとも「早く」「深く」CBDの効果が得られることではないでしょうか。
CBDリキッドのデメリット
- 水蒸気の煙を吸引し、肺に溜めるという行為に慣れが必要
- 煙が発生するため使用できる場所が限定される
- CBDリキッド単体では楽しめず専用のVAPE機器が必要
そして、CBDリキッドの一番のデメリットは「煙を吸う」という摂取方法そのものにあると思います。
わたしもCBDリキッドを使うことはあるのですが、禁煙して15年以上経ち水蒸気といえど、CBDリキッドで煙を吸引することになかなか慣れませんでした。
部屋で吸うのもはばかれてCBDリキッドを使用するときは、ベランダで吸ってました。そして、たばこを吸わないのにたばこの煙が充満する喫煙場所でCBDリキッドを吸うのも嫌なので外出時にCBDリキッドを使用することはありません。
ということで、わたしの場合はけっこうCBDリキッドを吸えるシーンは限られてしまいます。
CBDリキッドのメリット・デメリットのまとめ
CBDリキッドの最初のハードルとしては「煙を吸うことができるか?」だと思います。
喫煙経験がある人は抵抗なく使用することができるでしょうが、これまでタバコを吸ったことがないような人が「水蒸気を吸引し、肺に溜めて、しばらく息を止めてから吐き出す」という行為はかなり慣れが必要だと思います。
またタバコではないとはいえ、
今の世の中、気兼ねなく煙を吸引できる場所は限られます。職場のデスクや家族の前でCBDリキッドでちょっとリラックス、というのは難しいのではないでしょうか。
しかし、、、
CBD成分が肺の毛細血管から直接血中に吸収されることで、CBDの吸収効率が17%〜44%と非常に高く、ほんの数分で効果が現れ30分ほどでピークに達するので、CBDリキッド&VAPEの組み合わせは最も早く効果的にCBDを楽しむことができる摂取方法です。
CBDオイルとCBDリキッド、どちらが良いの?〜目的タイプ別のおすすめ
さあ、CBDオイルとCBDリキッドそれぞれのメリット・デメリットを知ったところで、いよいよ、あなたに合うのはどちらの商品なのかを考えていきましょう!
わたしが初めて購入した商品はCBDオイルで、その次に購入したのはCBDリキッドでした。
両方試した結果、「とにかくダイレクトにCBDの効果を感じたい」としばらくはCBDリキッド&VAPEを使っていました。
CBDリキッドは、短時間で深くCBDを体験することができる点では良かったです。
しかしわたしは、禁煙してから15年以上経っていたので煙を吸うことに慣れなかったのと、外出時は吸う場所がなく家でもベランダで吸わないといけないという点で、だんだんとCBDリキッドを使用するのが面倒になってきました。
一方、当初あまり効果の体感がないなあ、と思っていたCBDオイル。
しかし、在宅ワーク時にCBDオイルを数滴摂取して、フロー状態で集中して仕事をする、深い睡眠を得るために就寝の1時間ぐらい前に少ししっかり目の量を舌下投与で摂取するなど、
CBDオイルは、CBDを自分の生活の中に無理なく取り入れることができ結果として今はコンスタントにCBDを摂取できています。
そういったわたしの体験からのタイプ別のおすすめは以下の通り。
CBDリキッドに向いている人は、、、
- 喫煙経験があるなど、VAPEを使って吸引することに抵抗がない人
- 家で完全にリラックスするためにCBDを使用したい人
- CBDの効果を効率よくダイレクトに感じたい人
です。一方、CBDオイルに向いている人は、
- CBDオイル特有の青臭い味に抵抗がない人
- 気軽に日常的にCBDを取り入れたい人
- 集中したいときや深く眠りたいときなどシーン別に使い方を選びたい方
という感じです。当然、CBDオイルとリキッドの両方を併用している方もたくさんいます。
例えば、睡眠時にCBDオイルを舌下投与しつつ、睡眠導入時の効果をねらってさらにCBDリキッドを吸うというされる方など。
ただ最初は一気に両方購入するのは予算的にも気持ち的にもハードルが高いと思います。
まずは、ご自身の目的や用途に沿った商品をおひとつ試してみる
というのが良いと思います。その後で興味のあるもう一方も試してみるのが良いのではないでしょうか。
今回の記事が、あなたのCBD選びのお役に立てればうれしいです。
ではでは、皆さま良いCBDライフをー!