前回「CBDとは、何なのか?」について解説いたしました。今回はCBDにはいろんなタイプの商品がありますよ、ということをご紹介したいと思います。
CBDが含まれる商品はいろいろな種類があり、それぞれ摂取方法が違います。
舌下投与…経口摂取…気化吸入…などなど。
摂取方法もさらっと難しそうな言葉で書かれていますね・・・。よ、四文字熟語?漢字が多くてムズカシイ!
というわけで今回は、
- CBDに興味があるが、使い方がよく分からない
- 経口摂取や舌下投与など医学的な言葉が並んでて難しそう
- CBD商品は値段が高い。正しく摂取してコストに見合った効果を感じたい
- CBDを使いはじめたが、効果が実感できない。摂取方法に問題があるの?
こういった疑問やお悩みに対して分かりやすく解説したいと思います。摂取方法を理解してCBD商品を使えば間違いなくコストパフォーマンスが上がりますよ!
【CBD商品別】4つの摂取方法を4文字熟語を分解して分かりやすく説明します!
CBDの摂取方法には主に以下の4つがあります。
- 舌下投与
- 経口摂取
- 気化吸入
- 経皮吸収
画数が多いところからしてもう親しみを感じにくいです。。。というわけでそれぞれ言葉を分解しながら分かりやすく説明しますね。
舌下投与
CBDオイルの代表的な摂取方法です。「舌下投与」を分解すると、、、
「舌の下に投げ与える・・・」ということで、
”舌の下”に、CBDオイルを垂らして摂取する方法
なのです。
「舌の下」というと少し分かりにくいですが、舌の裏の下あごの部分です。この部分にある毛細血管からCBD成分を吸収して血液を通して体内に運ばれます。
胃と肝臓を通らないので、CBD成分の吸収効率(バイオアベイラビリティという)は比較的良好です。諸説ありますが、おおよそ15%〜20%程度と考えておけば良いでしょう。
つまり、10mgのCBDを摂取した場合、体内に取り入れられるCBDは1.5〜2mgということです。*6〜20%という説明もあれば(参照書籍:「CBDのすべて」晶文社)、13〜19%という説明もあります(参照:https://www.cbdoil.org/cbd-bioavailability/)
30〜90分で効果を感じ始め、効果の持続時間は6〜8時間程度。睡眠の質を改善したいなど、ゆっくりと長く効果を求める場合に有効です。
舌下投与のポイントとしては、舌の下に垂らしたらじわじわと舌の粘膜から血管にCBDオイルが染み込んでいる様子をイメージして、1〜2分ほどじっとすることです(1〜2分って意外と長いです)。
唾液が溜まって舌下に留めるのが難しいときは、舌を少し動かしてスリスリするなどしつつなるべくオイルを口中に留めておきます。
舌の下には毛細血管が集まっているので一番効果的なのですが、舌の下に限らず口腔内の毛細血管からもCBD成分は吸収されます。そして最後にごっくんと飲んでください。
CBDオイルの蓋についてるスポイトで直接舌の下にオイルを垂らすのが一般的。ただ、実際にやってみるとオイルが正しい位置に落ちているのか?何滴垂らしたか?が分かりにくいです。
私がCBDオイル使い始めのころに行っていたおすすめの方法は
「スプーンに必要滴数を垂らし、そのスプーンを舌の下に運ぶ」
というやり方です。このやり方だとかなりしっかり舌の下にCBDオイルを感じることができ「ちゃんと摂取できた」と安心できます。最近は洗面台のところにCBDオイルを置いていて、鏡を見ながら舌の下にオイルを垂らしていたりします。
(画像出典:O-DAN)
わたしならCBDオイルで最初にトライするおすすめは、日本メーカーGreeus(グリース)
さんですかね。
いや、まずはとにかく安く試してみたい!という場合は、スロベニアの高品質CBDがお試し価格980円(税込)というhemptouchがおすすめです。
経口摂取
CBDグミやプロテインバーなどのエディブルやCBDカプセル、CBDオイルを飲み物などに入れる場合の摂取方法です。
「口を経由して摂(取)り入れる」ということで、
食べたり飲んだりしてCBDを摂取する方法
ですね。一番イメージしやすいのではないでしょうか。
経口摂取の残念なポイントは「CBD成分の吸収効率が悪い」ということです。胃から取り入れられたCBD成分は、胃酸などによってかなりの量が破壊され、さらに残りのCBD成分を体が使う前に、まず肝臓で代謝されます。
CBD成分の吸収効率は6%〜15%と言われています。効果の現れはゆっくりで、効き始めるまでに30分〜1時間半以上かかります。効果の持続時間は長く、6時間〜8時間持続します。
反対に経口摂取のメリットは、
- 気軽にCBDを取り入れることができる
- 商品のバリエーションが豊富で自分の好みやライフスタイルによって選べる
- 効果の持続時間が長いので、一日中あるいは一晩中効果をもたせたいときに効果的
といった点です。
サプリやハーブと同じく日々の健康維持に継続的に摂取したいという方におすすめの方法です。
(画像出典:O-DAN)
【追記】2021年10月現在、今年はCBDグミの新商品が色々とリリースされ、話題になりました。CBDグミの代表的な商品といえば、やっぱりヘンプベイビーですかね。
気化吸入
VAPE(ヴェポライザー)と呼ばれる電子タバコ状の吸引器を使い、CBDリキッドと呼ばれる専用の液体を熱して蒸気にしたものを吸入する摂取方法です。
蒸気と化したCBD成分を、口から吸って肺に入れる
ということで肺からCBDを取り入れる方法です。
肺にある毛細血管からCBD成分が体内へ直接運ばれることで吸収効率の良い方法です。バイオアベイラビリティは17%〜44%と言われています。
また、CBDの効果が発現するまでの時間が2〜15分と短いのも特徴の一つです。ですので最も早く、効果的にCBDを楽しむことができる摂取方法といえます。
ということで、気化吸入はかなりコストパフォーマンスの良いCBD摂取方法ですが、逆にデメリットとしては、
- 水蒸気の煙を吸引し、肺に溜めるという行為に慣れが必要
- 煙が発生するため使用できる場所が限定される
- CBDリキッド単体では楽しめず専用のVAPE機器が必要
ということが上げられます。
(画像出典:O-DAN)
CBDリキッドやVAPEを買うならやはり国内最大級のディスペンサリー「VapeMania」さんですよね。
経皮摂取
CBDバームやCBDクリーム、CBDセラムなどが主に該当する摂取方法です。またCBDオイルも肌に塗ったりして利用可能です。
「皮膚を経由して摂取する」方法です。シンプルに「塗る」だけです。。。
皮膚の下にある血管より血中に入ります。効果はおよそ15分ほどで現れ、4時間〜12時間と長く効果が続きます。
他の摂取方法に比べると効果は控えめですが、CBDの持つ鎮痛作用や神経緩和作用が体の部位に直接的に作用します。
今、世界のアスリートたちの間でCBDバームやCBDクリームの支持が広がりつつあります。近年、ドーピングに対して非常に厳しい態度をとるスポーツ界ですが、CBDに関しては、世界アンチドーピング協会が2018年1月1日からCBDをドーピング薬物の規制対象から外すという決定を下しました。
また2019年にはメジャーリーグが薬物乱用リストからCBDを削除するなど、CBDを認めつつある流れが背景にあります。
そしてCBDを経皮摂取することは、美容に関しても効果的です。
皮膚にはカンナビノイド受容体が多数存在しているため、CBDクリームやCBDセラムを直接肌に使用することで、お肌のアンチエイジングや肌あれ、ニキビ等への効果が期待できます。
(画像出典:O-DAN)
スポーツや筋トレをする方には特におすすめできるCBD商品です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「日々の健康維持のためにCBDを取り入れたい」
「じっくり長くCBDの効果を得たい」
「すぐにリラックス効果を得たい」
「運動で負担がかかった箇所を鎮めたい」
「美容効果を期待してる」
などなど。本記事が、あなたの目的に沿って一番効果的な摂取方法を選ぶための手助けになれば幸いです。
ではでは。本日はこのへんで。皆さま良いCBDライフをー!